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植田明志, 立体作品 オブジェ

「よその怪獣」

販売価格:97,200円

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  • 植田明志のオブジェ「よその怪獣」の写真1

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「記憶」を媒体とした空間造形から、


ある種のノスタルジーを感じさせる世界を表現する造形作家 植田明志(うえだあきし)。


無音のような静けさと、理想的な深層心理の核心を探求する、


その作品世界は見る者の心に深い余韻を残します。









個展「虹の跡」用作品。


「よその怪獣」と題されたオブジェ。


深い夜の闇を想わせる長く黒い毛に覆われた身体と


金色に光る角を持った怪獣を造形した作品です。









金色に輝く怪獣の角。


しかし彼の目は手で塞がれており


自身の輝きを見ようとしていません。











石粉粘土。アクリル彩色。


高さ:約22㎝


奥行き:約25㎝(角の先端から尻尾の先まで)。

















『よその怪獣』



夜に溶けるようにして、怪獣がいた。


頭の大きな角は、パズルのように砕けた月のピースがそのまま頭に付いたみたいだ。


その角は、今まで見てきた何よりも綺麗に、輝いていた。










よく目を凝らしてみると、ずるずると尻尾を重そうに引っ張っていた。


身体に見合わないその大きな尻尾は、彼を過去に縛り付けているようだった。




記憶の中で、彼は生きていた。


実際に彼は、その先を見ようとしていなかった。




目は自分の意思で塞いでいるように思えたし、


塞いだ手はあまりにも長いこと動いていないようで、石のように固くなっていた。


彼は、自分の綺麗に光る角を、見ないようにしているようにも見えた。










それでもきっと彼は、いつか彼の意思で目を開くだろう。


そして、そのときには、自分の綺麗な角をしばらく見て、人知れず月の優しさを知るだろう。


僕はそう祈った。




しばらくして、山の上からこの深い夜を一望できる機会があった。


それはまるで大海原のように、木々が夜風に吹かれて嘶き、遠くではオオカミの遠吠え。


星がよりいっそう近くに感じ、星たちもまた僕のことを近くに感じているようだった。











この広大な夜の中のどこかに、彼はひとり、ひっそりと歩いているのだろう。


彼は、今も記憶の中で生きているのだろうか。














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