僕は歩いていた。
綺麗に光るミツバチが飛んでいた。忙しそうだった。
僕はミツバチに聞いてみた。
「ブンブンいいながらなにをしてるの、忙がしそうだけど?」
ミツバチは答えた
「蜜をあつめているの。こう見えても働いているよ!あそんでるんじゃないんだから!」
僕は言った
「へー。僕はもっと楽でカッコイイ僕にしか出来ないような仕事がいいな」
ミツバチは言った
「そう?でも仕事で人生はきまならいわ。仕事で違うのは見た目だけ。パッケージだけ。
どんな虫達の仕事も見た目違うかもしれないけど結局はおんなじよ。」
僕は言った
「僕は虫じゃないし」
ミツバチは笑いながらいった
「そうね、でも働く理由なんて一つじゃない。はやく家に帰るためよ。
会いたい人に会うために働いてる。。私たちミツバチは一人では生きれないから。」
僕はまたミツバチに聞いてみた
「そのお尻の針はなんでついてるの?その仕事にはいらないんじゃない?」
彼女はいった「だってこれが無かったら私たち無力じゃない。」
だから僕は無力ってやつを食べてやった。
僕は言った
「ほらもう僕は無力じゃないよ。」
するとミツバチはきょとんとして答えた。
「 あなたが無力じゃないのは帰りたい所がないからよ。
無力を感じるのはだれか相手がいる時よ。
必要としてくれる人がいなかったら無力を感じないでしょ?」
「あ、それと、自分にしか出来ないことなんていくらでもあるわよ。
あなたにも私にも それが相手が仕事だったり
他の何かだったり。はやく見付かればいいね」