世の中を代わり映えのしないものと決めつけ、本の世界に逃避する少年ペトリ。
ある時、秘密の洞窟で "ゾウの王様" に出会ったペトリは
王様から貰った石から現われた大きな黒い鳥の背中に乗って
世界に退屈するゾウの王様への贈り物を探しに世界を回る旅に出ます。
「across the era 」
東の街には本に書いてあった大きな橋があった。
「あの橋は夜になると行き交う車のライトや橋の明かりが
真っ暗な闇に浮かぶ遊園地のように綺麗なんだって。」
東の街から南の山脈を越え、そこからさらに南にある山間の村には
十五世紀の建物が多く残っている。
「あの古い教会の装飾はなんて素晴らしいんだろう!
きっと昔の職人が何年もかけて建てたんだろうね。」
「さっきの橋とこの装飾との組み合わせで大人の男の人が
着けるヤツって何かできないかな?」
黒い鳥はペトリが手に持っていたスプーンをくちばしでつまみ飲み込んだ。
しばらくして黒い鳥はくちばしから出てきた何かをペトリに渡した。
クリップ部の側面には橋のトラス構造のような装飾が施され
教会の装飾を想わせる彫刻が施されたドーム状のパーツの中央には
カボションカットのスモーキークォーツが配されています。
本体:シルバー925製。
金具の一部:洋白、銅、ステンレス。
全長:5.4㎝。 幅:1.4㎝。