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「ししそんそん」

¥38,500 税込
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昆虫や植物、臓器などをモチーフに、


トロンプルイユ(騙し絵)のように観る者を惹きつける


クリエイションを展開する作家・斧原由季。













個展「迷宮の羅針盤」用作品。


「ししそんそん」と題された平面作品。


シルクを生み出す蚕を斧原由季独自のタッチで表現。


蚕蛾の成虫とその幼虫、そして繊維状の繭のような卵のような物体が


淡い色彩で描き出されています。




「ししそんそん」


 成長の過程で美しい繊維を紡ぐ彼/彼女らは人間の欲望をしらない。


白い子を産み、白い繭だまの中でその日を待ち、白い翼の蛾に成長する。


そして本能の呼び声に従ってつがいとなり、


真珠のような卵を産み、白い子供たちを送り出すのだ。


愛おしい、命の糸紬である

 













縦:約30㎝ × 横:21㎝ × 奥行き:約2㎝。


雲肌麻紙、鉛筆、水彩、布用絵の具、ニス。






※こちらの作品は個展「迷宮の羅針盤」会期終了後(2015年5月10日)


以降のお渡しとなります。






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