昆虫や植物、臓器などをモチーフに、
トロンプルイユ(騙し絵)のように観る者を惹きつける
クリエイションを展開する作家・斧原由季。
個展「迷宮の羅針盤」用作品。
「6-Blessing」と題された "祝福の手" をモチーフにした平面作品。
ロシアのトロイツェセルギエフ修道院神学校図書館に所蔵されている本の装飾文様に、
人差し指と中指をたてて祝福する手の形があります。
簡略化されたその文様を、斧原由季独自のタッチで幻想的に表現。
その指の形に数字の「6」を当てはめたデザインとなっています。
"人差し指と中指をかざす祝福の手のかたち。6はクォークの数、聖書では666は邪悪なものの象徴。
ある共感覚者(ダニエル・タメット)は、6に悲しみの感情を感じるそうです。
解釈は人それぞれです。
私はそれらの感情を全て包括できる、懐の広い数なのではないかと考えます。"
縦:約33㎝ × 横:24㎝ × 奥行き:約2㎝。
雲肌麻紙、鉛筆、水彩、ニス。
※こちらの作品はアトリエよりお取り寄せとなります。
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