「様々な時を経て辿り着いた欠片たち。
それぞれが持つ気配を集めて、装飾する為のものへと形を変える。」
古書やアンティークレースなどの素材を用いてアクセサリーやオブジェ等の
作品を制作する mycetozoa(ミセトゾア)。
個展「胞子」用作品。
「捉われた蛾」と題された冬虫夏草をイメージしたオブジェ作品。
美しいものに魅せられた蛾の儚い物語をガラス壜の中に閉じ込めた
1点物の作品となっています。
壜の中を漂うように飛ぶ蛾の身体からは菌糸が伸び
キラキラとした胞子が舞い飛んでいます。
蛾は古紙から制作され、胞子はガラス粒を用いて表現されています。
※蛾は壜の中で固定されています。
ガラス壜 全長:約15.5㎝。
ガラス壜 底面 直径:約7㎝。
※こちらの作品はラッピング対象外の商品となっております。
捉われた蝶
きらきらと舞い上がる破片に、心を奪われた蝶
身体に起こる小さな異変に気付く事なく、
方々に漂うその破片を追いかける
少しずつ丸い小さな突起は増え続け、
そして静かに蝶を眠らせる
やがてするすると伸びた胞子嚢から、
蝶の記憶と共に無数の胞子が舞い上がる