子供の頃、怖いと感じたこと、好奇心を抑えずにはいられなかった記憶などをテーマに
アクセサリーやオブジェ、洋服の製作、イラストやパフォーマンスなど、
幅広いジャンルに渡って表現活動を展開するアーティスト eerie-eery(イーリー・イーリィ)。
eerieによる立体作品、不気味で少しファニーな人形たちは、
作家自身の分身であるかのように物言わず静かに佇んでいます。
「最終処理邂逅機の心臓」と題された壁掛け型作品。
科学と錬金術、魔術を駆使して生命の生成と再生、
そしてキメラを生み出す研究を行っていた
マッドサイエンティスト達の解体新書「マッドターヘルアナトミア」
の物語をモチーフにした作品です。
「最終処理邂逅機の心臓」
最終処理邂逅機とは
死んだ生き物の歯、骨、卵から新たに肉体を生成する機械である。
これは最終処理邂逅機の心臓部分。
釘は棘の役割も果たしているが
電気と鉄分を送る働きもしている。
縦:約26㎝。横:約18.5㎝。奥行き:約3.5㎝。