江島多規男による、"究極のシルバーアクセサリー。”
機械の身体に魂を宿したサイバー・ビーストたち。
金属のパーツを組み上げて作り上げられる蜘蛛や鮫、豹などに込められた
ハイディティールと目を見張るギミックは、身に着ける装飾品でありながら、
アート作品を想わせる佇まいを感じさせ、見る者を虜にします。
サイバー・ビーストの敵対勢力である「スチーム・モンスター」シリーズ。
「フライホイール・スパイダー」と名付けられた小型の蜘蛛型スチーム・モンスター。
真鍮のボディにドラゴンブレスの紅い眼、後部に大きな車輪を装備した
スチームパンクテイストなデザインが秀逸な作品です。
小型ながらも緻密な造形が目を見張るフライホイール・スパイダー。
合計20にも及ぶパーツから構成され、4対の脚部と背部のアーム、腰部が可動。
後部のフライホイールも回転します。
フライホイール・スパイダーは、可動オブジェとしてお楽しみ頂くのは勿論、
後部のフライホイールに付属の真鍮チェーンを通して、ペンダントとしての着用が可能です。
使用素材:真鍮パーツ × 12、ベリ銅パーツ ×2、真鍮リベット×2、真鍮ピン×3
ドラゴンブレス
全長:約3.5㎝。横幅:約3.3㎝(脚を開いた状態)。
チェーンの長さ:約45㎝。
【スチーム・モンスター】
人類が使い古した原子力発電の設備は、放射能の蔓延を避ける為、
南極大陸の地下10kmに設置されたシェルターへと廃棄された。
南極大陸の地下シェルターはフランスの領土に匹敵する広さを持ち、
次世代エネルギーが登場するまで有り余るほどの収容能力を有していた。
しかし、ほぼ無限と言っていいほどの収容能力を誇るが故に、
その廃棄物規定は、ほぼ無視され、いつしか原子力発電設備以外ににも
多種多様な廃棄物が貯蔵されるようになっていた。
そんなある日、人類が想像を絶する「ある科学変化」が起こった。
原子力発電設置を中心とした廃棄物の中で、一部のコンピューター設備が、
ある偶然の物理的衝突による組合せにより、知能を持ち始めたので有る。
それはある意味、太古の地球で最初の細胞が誕生した物に非常に近い物であった。
ただ1つ違うのは、それがコンピューターをベースとし人工知能に近い存在であり、
核分裂と言う強力なエネルギーを有していた事である。
その知能は原子力設備の中で急速に発展し、
ついに核エネルギーの蒸気機関をベースにした生命体として、
自分達を捨てた人類に復讐すべく、その邪悪な牙を剥き出して来たのである。
この、後に人類からスチーム・モンスターと呼ばれ、恐れられた生命体は、
有り余る核廃棄物から、巨大移動要塞を作り出し、やがて宇宙征服を企むようになるのである!
【フライホイール・スパイダー】
その邪悪な生命体は、最初は蜘蛛のような形態をしていた。
核廃棄物の中では長い脚による移動が便利だったからで有る。
しかし、異常に広い地下シェルターの中では、車輪走行による移動の方が断然便が良く、
誕生時には既に巨大なフライホイールを装備していたと言う・・
このフライホイール・スパイダーは、スチーム・モンスターの中で最初に登場した生命体であり、
やがて軍隊のような組織を作り、人類に襲い掛かってくるので有る。