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江島多規男による、"究極のシルバーアクセサリー。”
機械の身体に魂を宿したサイバー・ビーストたち。
金属のパーツを組み上げて作り上げられる蜘蛛や鮫、豹などに込められた
ハイディティールと目を見張るギミックは、身に着ける装飾品でありながら、
アート作品を想わせる佇まいを感じさせ、見る者を虜にします。
サイバー・ビーストの敵対勢力である「スチーム・モンスター」シリーズ。
「ハウツァー・スパイダー」と名付けられた蜘蛛型スチーム・モンスター。
真鍮のボディの後部に大きな砲塔を装備し、
スチーム・モンスター初の変形機構を搭載した作品です。
砲身を収納した移動モード。
合計91パーツからなるパーツで構成されたハウツァー・スパイダーのボディは、
ドラゴンブレスの真紅の目を持ち、4対の脚と、頭部、腹部
顎の下に配された連装機銃が可動。
砲塔部下部の車輪も回転します。
ハウツァー・スパイダーの最大の特徴である自動変形機構。
ボディ後部の力点アームを押し下げると、連動して大砲がせり上がり
同時にレーダーが展開、砲撃モードとなります。
ハウツァー・スパイダーは、可動オブジェとしてお楽しみ頂くのは勿論、
後部に付属のレザーコードを通して、ペンダントとしての着用が可能です。
使用素材
真鍮パーツ×31。
ベリリウム銅×30。
真鍮パイプ×1。
真鍮ピン、リベット×28。
ドラゴンブレス。
全長:約9.5㎝。横幅:約6.5㎝(脚を開いた状態)。
【スチーム・モンスター】
人類が使い古した原子力発電の設備は、放射能の蔓延を避ける為、
南極大陸の地下10kmに設置されたシェルターへと廃棄された。
南極大陸の地下シェルターはフランスの領土に匹敵する広さを持ち、
次世代エネルギーが登場するまで有り余るほどの収容能力を有していた。
しかし、ほぼ無限と言っていいほどの収容能力を誇るが故に、
その廃棄物規定は、ほぼ無視され、いつしか原子力発電設備以外ににも
多種多様な廃棄物が貯蔵されるようになっていた。
そんなある日、人類が想像を絶する「ある科学変化」が起こった。
原子力発電設置を中心とした廃棄物の中で、一部のコンピューター設備が、
ある偶然の物理的衝突による組合せにより、知能を持ち始めたので有る。
それはある意味、太古の地球で最初の細胞が誕生した物に非常に近い物であった。
ただ1つ違うのは、それがコンピューターをベースとし人工知能に近い存在であり、
核分裂と言う強力なエネルギーを有していた事である。
その知能は原子力設備の中で急速に発展し、
ついに核エネルギーの蒸気機関をベースにした生命体として、
自分達を捨てた人類に復讐すべく、その邪悪な牙を剥き出して来たのである。
この、後に人類からスチーム・モンスターと呼ばれ、恐れられた生命体は、
有り余る核廃棄物から、巨大移動要塞を作り出し、やがて宇宙征服を企むようになるのである!