「記憶」を媒体とした空間造形から、
ある種のノスタルジーを感じさせる世界を表現する造形作家 植田明志(うえだあきし)。
無音のような静けさと、理想的な深層心理の核心を探求する、
その作品世界は見る者の心に深い余韻を残します。
「スターネイティヴ」と題されたオブジェ作品。
頭に流星の骨を被った宇宙の原住民を造形したシリーズです。
【スターネイティヴ】
スターネイティヴ達は踊るのが大好き。
でも、踊らないときは驚くほどゆっくりで、おとなしい。
彼らに会ったとき、まるでスローモーションのようにやりとりしていて、
つられてこちらもスローモーションみたいになった。
しかし、流星が落ちると狂ったようなスピードで落ちた場所に集団で突進し、
祀り上げ、ワイワイ踊る。
スペースネイティヴとは、普段友好関係は結ばれているようだが、
流星が落ちたときは敵対し、その流星をどちらが確保できるかは早い者勝ちらしい。
スペースネイティヴは宇宙空間に住む定住型、
スターネイティヴは星から星へ行き来する移動型である。
石粉粘土。
アクリル彩色。
本体 縦:約12.5cm。横:約9cm。
台座含む全高:約17.5cm。
※こちらの商品は、植田明志個展「風の祭-KAZE Fes-」会期終了後
(2018年11月4日以降)の発送となります。
※こちらの商品はラッピング対象外となります。