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植田明志 「毒の海の庭師」

¥209,000 税込
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「記憶」を媒体とした空間造形から、


ある種のノスタルジーを感じさせる世界を表現する


造形作家 植田明志(うえだあきし)。


無音のような静けさと、理想的な深層心理の核心を探求する、


その作品世界は見る者の心に深い余韻を残します。









「毒の海の庭師」と題されたオブジェ作品。


天使が最後を迎える海の浜辺で、


植物の世話をする存在を表現した作品です。








お腹のポケットには本体である子どもが住んでいます。











コロネのような尻尾の先にはクリームのようなものが見えます。


地面の目は寂しげに上を見上げています。











小さな天使たちの死骸。


微生物に分解され、骨だけに。


この作品には全部で4つの死骸がありますが


地面の中にはもっと古い骨が沢山埋まっているかもしれません。













『毒の海の庭師』


「どうやら今日も、いくつかの天使が死んだみたい。


でも僕には関係ないね。だって僕は庭師だから。


死んだ天使は長い月日の中で分解され、骨になる。


分解された養分が、この花たちを育てている。


だから僕がすることとえば、花の数を数えたり、


新しいつぼみを触ってみたりすることくらいさ。


ここの花は全部捧げものなのさ。


死んでしまった無数の天使たちに、祈るためのものだよ。」













石粉粘土。パテ。造花。透明レジン。ドールアイ。


アクリル彩色。


台座部分: 約21cm × 約17cm(造花部分除く)


高さ:約25cm。




※こちらの作品は梱包準備の為、発送まで少々お時間を頂いております。


お届けの日時に関してご希望がございましたらご相談下さい。

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