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「古い夢の終わり」

¥605,000 税込
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「記憶」を媒体とした空間造形から、


ある種のノスタルジーを感じさせる世界を表現する


造形作家 植田明志(うえだあきし)。


無音のような静けさと、理想的な深層心理の核心を探求する、


その作品世界は見る者の心に深い余韻を残します。







「古い夢の終わり」と題されたオブジェ作品。


角の玉座に腰掛けた宇宙飛行士が、自分の中にいた天使を


逃してあげようとしています。









老人は髭で月を抱えていますが、その月の光は弱く


もう少しで消えてしまうでしょう....




植田明志が好んで用いる星や月のモチーフ。


それらに想いをはせた時の感情〜憧れや畏怖、切なさやノスタルジー


などを表現した作品です。








「古い夢の終わり」


彼は遂に天使を放った。


月はすでに壊れかけた外灯のように、チカチカと鳴いていた。


ぽっかりと黒い穴を開けた彼の左胸から、


心配そうな顔をした天使が出てきた。









彼は辛うじて動く左手で、優しく触れた。


小さな光の中で、天使は寂しく笑ったように見えた。


まるで星々の祈りのようなそれは、


遥かなる時空を超えて、私の心にも寄り添ったように思えた。


天使は静かにその手から離れていくと、


ゆっくりと深い闇に消えていった。










それがこの物語の終わり。


今日も子供たちは夕焼けの炎に焼かれ消えた。


誰もいなくなったジャングルジムには


捕らえられたままの小さな天使。


夜の星たちは、今日も恥ずかしそうに光っている。










約45cm × 約37cm × 約20cm。


石粉粘土、パテ、ドールアイ、ビーズ


アクリル彩色



※こちらの作品は2022年1月末以降の発送となります。

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