佐藤麗生(Reo sato)による「夢民芸」シリーズ。
【骸骨抱えタヌキ】
タヌキの子供たちが数匹集まって何やら鞠遊びをしていた。
気になった村人がよく見るとそれは "マリ” ではなく、
人の “ガイコツ” であった。そんな昔話がある。
死のモチーフは転じて死を回避するモチーフとなる。
全高:約14cm。(台座下部からタヌキ上部まで)
台座:縦 約6cm × 横 約6cm × 奥行き 約6cm 。
石粉粘土。アクリル彩色。
作品には特製BOXが付属します。
BOXサイズ 横: 約16cm。横: 約11.5cm。高さ:約7cm。
"夢民芸とは”
私は日本各地の民芸玩具を集めるのが好きです。
初めて行く県で一番楽しみな事がその土地に何か伝統的な
民芸品の類いがあるかどうか。
小さな張子人形みたいなものがあったら最高ですね。
さて私はある日、夢を見ました。
私はどこかの温泉地をふらふらと歩いており、
ふとありふれた「おみやげ屋」に立ち寄ります。
そこには何とも奇妙で魅力的な人形や、
置き物の類が沢山あるではないですか!!
迷いに迷ってお気に入りの一つを購入したところで目が覚めました。
皆さんも夢の中で自分が欲しい物を手に入れて、
それを現実に持ち帰れない事に愕然とした事はありませんか?
この時、手にしたアイテムが夢民芸となりました。
夢の中で手にし損なったアイテムを現実にする。
それが夢民芸なのです。