子供の頃、怖いと感じたこと、好奇心を抑えずにはいられなかった記憶などを
アクセサリーやオブジェなどで表現するeerie-eery(イーリー・イーリィ)。
不気味で少しファニーな顔の無い人形たちは、作家自身の分身であるかのように
物言わず静かに佇んでいます。
「 娼婦 」と題された大型のオブジェ作品。
eerie-eeryの人形の特徴である顔の無い姿と、痛ましくも美しい片羽、
艶かしく伸びた脚に静謐な存在感を感じさせる作品です。
【娼婦】
顔の無い女。
女であることを認めそれを否定する過程の図。
パールの装飾品と白い片翼は彼女の中の純潔を意味する。