「記憶」を媒体とした空間造形から、
ある種のノスタルジーを感じさせる世界を表現する造形作家 植田明志。
無音のような静けさと、理想的な深層心理の核心を探求する、
その作品世界は見る者の心に深い余韻を残します。
深い山に入り込んだ時にふと感じる気配のようなもの〜
古来より信仰の対象とされ、畏怖されてきた、山々の精霊や妖怪のような
目に見えぬ存在に、姿・形を与えて具現化したオブジェ作品です。
頭頂部〜背部の広場状になったところには、透明樹脂製の川が流れ
亀や金魚などの動物が泳いでいます。
また、身体の各所には小さな家や、様々な動物たちがひっそりと隠れています。
高さ 56㎝ × 横 31㎝(台座部分含む)。
石粉粘土 アクリル彩色 透明樹脂 セラミックスタッコ
※こちらの作品は植田明志個展「惑星少年」会期終了後、2013年4月21日以降のお渡しとなります。
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