0
¥0

現在カート内に商品はございません。

回生のスカーフ「野原の果て」

¥14,300 税込
数量
カートに追加しました。
カートへ進む
昆虫の外殻や植物の葉、哺乳類の毛などに存在し、生物体を保護する膜様の物質、


"CUTICULA"から採られた造語を名に冠した


「CUTICURA(クチクラ)=斧原由季」によるクリエイション。


繊細なタッチで表現される昆虫や植物、心臓などのモチーフは


トロンプルイユ(騙し絵)のように見る者を惹きつける不思議な美しさを湛えています。










斧原由季 × Sipka コラボレーションによるオリジナルスカーフ「野原の果て」。


「生まれ直し」、「自然との結びつきを取り戻す」をコンセプトに描き起こされた


心臓やイボタガ、珪藻が乱舞する、斧原由季ならではのデザインのスカーフです。









縦:約90㎝ × 横:約90㎝ 。


(プリント生地のため、若干の誤差がございます。)


シルク100%


※ショッピングページ上の画像は実際の商品の色や質感とは多少異なる場合がございます。


またモニタ画面上での発色は実物の色と異なって見える場合がございます。


ご了承下さい。










「野原の果て」



世界がモノクロに見える時、野原に出かけてうずくまる。




それがある日、野原で脈打つ心臓を見つけたのだ。


まるで植物のように花を付けている。



何とはなしに自分の胸を探ってみると、心臓は動いていなかった。



私は草に覆われた心臓を拾い上げ、強く胸に当てたのだった。


それは私の皮膚を突き破り胸におさまった、そして脈動は私の頬を紅潮させた。




生まれ直した気がした。


このまま野原の果てまで歩こう。


潮風の通る暗い森を抜けて海辺まで進もうかと思う。



なぜなら世界が少しずつ、色を取り戻したから。












カテゴリ一覧

ページトップへ